変化朝顔&大輪朝顔共催展示会 開催

2013年7月28日より【変化朝顔&大輪朝顔共催展示会】が日比谷公園にて開催です。

愛好者が丹精した変化朝顔/大輪朝顔が所狭しと展示されています。

2013年8月3日まで開催していますので、興味ののある方は是非ご来場下さい。

会場の様子を少しご紹介します。

【姫茶】(青水晶斑入並葉茶姫丸咲)

【姫銀鼠】(青水晶斑入並葉銀鼠姫丸咲)

通常の朝顔に比べ二回り程小さな朝顔です。可憐です。私も浅葱色のものと濃紺のものを今年
作りましたが、蕾付き良し・草勢い良しコンパクトで場所取らずと三拍子揃ってお気に入りです。

【姫濃紺】(青水晶斑入並葉濃紺姫丸咲)

他にも、
【石化】


茎が一反木綿のように平べったくなる変異です。
ちゃんと花も咲きます。
意外に小さなお子様にも好評でした。確かにこれを夏休みの宿題にしたら、友達に自慢できるかもしれません^^:

続いて大輪朝顔

朝顔の展示、といえば大輪朝顔の方が一般の方には馴染みがあるかとは思いますが、元々大輪朝顔も変化朝顔の1ジャンルだったそうです。

変化朝顔で一番骨が折れるもののうち、系統の維持が挙げられます。姉妹株の中から変異の遺伝子を内包したものを選抜し採種するので、複雑な芸をするものほど大量の親木候補を育成して選抜する為、広い場所も必要です。


かくいう私も、維持が容易なのかと思っていましたが専門にやっている方のお話を伺うと、

まず、
・自家受粉しない(しにくい?)
もう少し勉強が必要ですが、基本虫媒(花に集まる昆虫等に依存して受粉)か人力で受粉させないと種ができない。

・虫媒等で受粉する為自然交雑しやすく、純粋な品種の維持が難しい。

大きさ・花色を競うものなので、いかに丹精しておられるのか察するにあまりあります。
苗の段階から撒く水の量等細心の注意を払って育てないとこれだけの逸品にはお目にかかれないのでしょう。

種も結実しにくいものが多く、大量採種とはいかないそうです。

展示場では種の提供もしていらっしゃいますが、非常に貴重なものです。かくいう私もいくつか入手しました。来年トライしてみようかな。

普段変化朝顔の小さな蕾で一喜一憂しているので、このサイズには脱帽。

凄く、、、、大きいです。


とはいえやはり朝顔は見るのも育てるのも楽しいものです。

お時間がありましたら是非ご来場ください。

今夜はこの辺で。