シーズン到来 (温度管理等覚え書き)

暖かくなってきました。
というわけでブログ再開です^^:

変化朝顔の播種を始めました。

今年は采咲に拘らず、まずは実際に色々なものを試してみようと大好きな采咲系統を封印しました。

べっ別に親木のスペースが取れないからじゃないんだからねっ。

国際バラとガーデニングショウで苗を買ったわけでも桜草熱をこじらせてスペースを圧迫しているわけじゃないだからねっ!

今年は車咲牡丹に挑戦。

S6331:黄縮緬立田葉青紫車咲牡丹 26粒 25粒発芽
Q526:青縮緬立田蜻蛉雨龍葉納戸鼠車咲 

Q676:黄勾玉葉燕紫獅子咲 (歴博で貰ったものなので5粒だけ^^:維持は出来ないでしょう)

乱菊石畳
・笹石畳


伊勢の漣(大輪)
新世界(大輪)

大輪の二つは色が最高に素敵なので、大輪牡丹を作りたいと思っています。初めての交配となりますが、1/4とはいえドキドキなのですよ^^:

正木系統ばかりなのでもう一つくらい出物系統播こうかな。


今年はデータ収集と経験値を上げるために色々試したいと思っています。

昨年、全体的に発芽率があまりよろしくなく、腐敗したものが結構出て、かなり気落ちしました。
栽培の書籍等を参考にしていましたが、よくよく考えれば人によって環境が違うのは当たり前なので、自分の栽培環境に合わせて一つ一つデータ蓄積をしていければと。


以下覚え書きみたいなメモ


【播種環境】

保温箱:15×40×30の発砲スチロール箱
播き床:農業用育苗ケース(縦横1.㎝深さ3㎝)赤玉小粒
保温用具:2ℓペットボトル。中に入れるお湯の温度は28℃前後
播種前に播き床の消毒を行う。

書籍では40℃前後のお湯を入れておくと土の温度が20〜25℃になり適温、とありましたが、今年は分刻みで温度を計測する器具を持っていましたので計測したところ、保温箱内の温度が38℃、土中の温度も35℃前後まで上がっていました。

私の保温箱では高温に過ぎるのではないかと考えて、お湯の温度を28℃前後まで下げたところ、保温箱内温度27℃前後、土中温度も25℃前後になりました。

基本平均して保温箱内温度が25℃で維持されていれば土中温度も緩やかに同じ温度になる
だろうと考えました。

こちらで上記の播種を実施したところ約90%の確率で発芽。腐敗等で発芽しなかったのはほぼありませんでした。約36時間で軸が上がってきたので天日に当て、小鉢上げ。

結果としては昨年の失敗は保温箱内温度が高すぎるのが原因の一つだった可能性が高いと考えるべきでしょう。

やはり育成環境や準備した器具のサイズなど人により千差万別なので、都度試行するべきですね。
保温箱を買い替えるまではこの環境で栽培をしていこうかと思います。


すいません、写真は後日成長に合わせて順次アップします^^:


今夜はこの辺で。