GW最終日TT 【日本桜草/エトランゼ・満ち潮・花小町・里桜・】

ああ、毎年のことながら名残惜しいw

また明日から仕事かと思うと心が折れそうです。まぁ働かざる者食うべからずなんですが。

仕事のことを全部忘れて休めたかといえば嘘になりますが、常に追われている感覚は無かったので良しとしましょう。

というわけで、最後の桜草シーズンということで、今年ウチにお迎えした桜草の残りを全部公開!

【エトランゼ】
八重咲の桜草。個人的には日本桜草なら和風の名前の方が好みなんですが^^:
無論、素晴らしい花容です。可憐です。
こちらは埼玉の桜草まつりでお会いした方に頂いたものなんですが、素晴らしすぎてその後に会った母親に強奪されかけました^^:
来年も素敵に咲いてくれるよう、大事に育てたいです。





【満ち潮】
八重咲。こちらもエトランゼ同様頂いたもの。息が詰まるほど可憐です。こう、透明感のある藤色と白色のコラボがたまりません。藤色系は繊細なものが多いそうなので、大切に夏越しに努めたいです。

【花小町】
八重咲。中心の紅が映えて可愛い。あと、綺麗に花弁が重なって完成された感じがします。お気に入りです。

【里桜】
八重咲。シンプルですが存在感があります。柔らかい色彩ですが、芯の通った力強さを感じます。

他にも何株かありますが上手に撮れなかったり花が終わってしまっているので、来年またチャレンジです。

八重咲に目が止まり始めた日本桜草も気がつけば20株くらい手を出していました。
まさかここまでハマるとはw
神保町で桜草の本も入手しましたし、少しずつ勉強していきたいと思います。

蒐集癖のある自分は何かしらの制約がないとのべつまくなし集めてしまうので、ジャンルを定めて楽しむようにしないとエライ事になりそうですw
素敵な花が多すぎなんです^^:

花は楽しむものですが、管理できない蒐集は無責任だしただの自己満足。
花も生きているのですから、きちんと愛でる環境と自分の限界を超えない範囲を見極めつつ楽しみたいですね。

目標はまずは夏越し!秋口に芽分けする時に結果が出るでしょう。楽しみですがちょっと怖いです。

とりあえず今年の日本桜草は一区切り。時々載せるかもしれませんが^^:

次回からはバラと変化朝顔のターンです。来週播種始めたいですが気温次第ですね。

今夜はこの辺で。

奉納桜草展へ行ってきました【日本桜草/白篝・あさぼらけ・夕影】

三日連続更新!これはちょっとした事件です。

気の置けない友人からは、お前がブログを更新すると異常気象になると言われています。


ええ。寒の戻りから続いて今日は雨でしたw

ここのところ鬱々としていて気晴らしもかねているので、お付き合いくださいな^^:
花を見ていると癒されるのです><b


日本桜草に興味を持ったきっかけは、八重咲の桜草の存在を知ったことからでした。
んで、調べていくうちに、、、どっぷりとハマりかけています。

私の中の日本桜草って、野生種しか知らなかったんですよね。
だからこんなに色んな花容があるとは知りませんでした。

一重は地味なんじゃないかと思い込んでいましたが、知らないというのは損してしまいますねw

今ではすっかり虜です。どんどん増えるとのことなので、スペース確保が大変そうです。


さてさて奉納桜草展&さくら草まつり’13の続きー。

【白篝】
中心の目の覚めるような紅が鮮烈です。見た目は清楚だけど実はお転婆なお姫様ってところでしょうか。


【あさぼらけ】
和歌の枕詞ですね。白々と夜が明けていくさまをイメージして作られたのでしょうか。
八重咲品種です。



【夕影】
名前的に対になりそうだったので。もちろん藤色なので好きですよ。

大雑把な性格のせいか、紫色と藤色の違いは主観になってしまいますが、ご容赦を^^:

そろそろストック的にも季節的にも日本桜草は打ち止めになりそうです。

次回はウチに今年お迎えした日本桜草をアップできそうかな?

今夜はこの辺で。

奉納桜草展へ行ってきました【日本桜草/岩戸神楽・紫雲竜・綾波】

変化朝顔研究会の今年第一回目の例会「栽培講習会」に参加してきました。

播種から鉢上げまでの注意点・準備等を経験者の方の視点から説明を受けました。
貴重な種です。失敗しないよう上手に育てたいものです。

この日は日曜日。前日の土曜日にお会いしたSさん(♂)も参加していらしたので、講習会のあとに一緒に靖国神社の奉納桜草展に行ってきました。二日連続で花を愛でるデートです。
浦和で偶然お会いしたことといい、もうこれは運命ですね。抱いてください。
アッーーーーーーーーーッ!!

あいにくの雨と寒さだったのですが、むしろそのほうが美しさが際立って感じられました。

花壇

壮観です。
こう、葉の緑の深さといい、葉と花のバランスといい、完成された美術品のような趣です。


【岩戸神楽】
華やかです。まるで神楽を舞う巫女さんのような躍動感。でも清楚な雰囲気なんですよね。命名の元は日本神話でしょうか。
天宇受賣命がこんな感じで舞っていたら、天照大神じゃなくても目を奪われるかもしれません。



【紫雲竜変】
変ってことは芽変わりなんでしょうか。
素人の自分には見分けがつきませんが綺麗だってのはわかります^^:
この【紫雲竜】、今一番気になっていて、来年狙っています^^:
藤色大好き><b




綾波
笑えばいいと思うよ。



他にも素敵なものは沢山ありますので、順次アップしていきますね。

いやぁまいった。日本桜草は底が見えない。知れば知るほど興味がつきません。
綺麗に咲かせる為には努力と経験が必須でしょうし、それが結実するとむしろ神々しささえ感じてしまいます。靖国神社だからというだけでなく。
こう、、、、繊細な佇まいなのに迫力を感じるというか。

今夜はこの辺で。

さくら草まつり’13に行ってきました。その2【日本桜草/朱鷺嵐山・武蔵嵐山・朱鷺の雛】

続きー。

桜草は基本的に毎年植え替えして、その際に「芽分け」という作業をします。
いわゆる「株分け」です。

夏頃に地上部は枯れて休眠状態になり、冬になってから植え替えるのですが、その時に、
根の部分にいくつか芽ができていて、それで増えるわけです。

種でも増えるのですが、園芸種の場合は品種改良の過程で色々な遺伝子が混ざっていたりするので、まったく同じものを維持するには芽分けで増やすしかないわけです。

つまり、新たな桜草を生み出すためには交配して実生から作り上げるわけです。
交配しやすい基本的なルールみたいなものもあるようですが、私のようなにわかがしたリ顔で云々するのも不遜ですので割愛します。

もっと詳しい方がいっぱいいらっしゃるので^^:

さくら草まつり’13に限らず展示会で出品されることもあるのでしょうけど、自分のイメージ通りの桜草が出来た時の感動というのはいかほどのものでしょうか。
いやだってオンリーワンだよ?自分しか持ってないんだよ?自分で名前とか考えたりしちゃえるんだよ?もう完全に子作りですね!(マテ

というわけで、今夜は実生の展示物をピックアップ。色々な性質が優れていたり、かつてない花色や花型だったりすると、所謂「認定品種」になれるということなのでしょうか。



【朱鷺嵐山】
腕が悪いのであまり綺麗に撮れていませんが、花の大きさといい、朱鷺色のなんとも言えない鮮やかさといい、なんとも私好み^^:一番のお気に入りとなりました。
来年もお会いしたいです。
【朱鷺の雛】と【武蔵嵐山】の交配からできたそうな。実生で育成した過程で芽条変異(芽変わり/枝変わり)したものだそうなので本当に貴重なのだと思います。偶然というには奇跡的。まさに神の領域の話ですね。狙ってできるものではないのですから。経験と努力に裏打ちされてかつ引き寄せられたものなのでしょう。

親御さんの【武蔵嵐山


同じく親御さんの【朱鷺の雛】
あまり綺麗に撮れてなかったwごめんなさーいw綺麗な朱鷺色なんですよ^^:


変化朝顔のシーズンまでまだまだありますので、次回も日本桜草になりそうです。

今夜はこの辺で。

さくら草まつり’13に行ってきました。が、、、、、っ!【日本桜草/濡燕・玉珊瑚】

あ、ありのまま 今 起こっていることを話すぜ。

「おれは埼玉県浦和市で開催されている[さくら草まつり’13]で展示されている日本桜草
を観に行こうと思ったら、変化朝顔研究会でお世話になっているSさんの日本桜草の圃場やお知り合いの方のお庭にお邪魔してテンションが上がっていた。

な、、、なにを言ってるのかわからねーと思うが

俺もなにをしているのかわからなかったっ!

頭がどうにかなりそうだった、、、 個人の庭が日本桜草で埋め尽くされているとか、
地面がどこにあるかわからないとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。

本気で伝統を守り続けている人達の恐ろしさの片鱗を味わったぜ、、、、。 

ポルナレ○便利だなw

わかりにくいかと思うので時系列で。

・AM9:00開場の「さくら草まつり’13」に出発

・ちょっと早く到着してしまったものの、「花壇」と呼ばれる鉢植えをお雛様のように並べる台の上に続々と飾り付けられていたので眺めつつ、並べている桜草のうちいくつかは有償配布(!)されるというのでちょっとムラムラしつつチョイスをしていたところ、本当に偶然に私の所属している「変化朝顔研究会」でお世話になっているSさんのお姿をお見かけしたのでご挨拶をする。Sさんは桜草会にも所属されている。

・当方日本桜草はまったくの素人の為、色々質問したりご教授していただいているうちに、もっと桜草を教えてくださる事に。

・近くにご友人のIさんのご自宅があるとのことで、お庭を拝見させていただけることに。

今ココ。

もうね、、、、言葉にできません。静かな住宅街のど真ん中に隙間なく咲き乱れる桜草の数々が!
ああっ!写真でお伝えできないのがもどかしいっ!
テンション上がりすぎて掲載許可を頂くのを忘れてしまってTT

初対面の私の質問に、ひとつひとつ丁寧に説明してくださり、非常に勉強になるひとときでした。興味のあることの知らないことを「知る」というのは本当に楽しいものですね。

学生時代の成績はパトランプのように真っ赤だったのですが、こういう勉強は大好きです
^^:
親切にしていただけたのは、もちろんSさんのご人徳の賜物です。お土産まで頂いてもう足を向けて寝られません。本当にありがとうございました!


っとお題の記事も書きますね。


花壇
ズラリとならぶ丹精された桜草の数々。いくつかご紹介。基本的にムラムラ、じゃない私の好みの品種ばかり撮ってきてしまったので全てではありませんが。


【濡燕】
やはり藤色。この日は急に冷え込んでかなり寒かったのですが、おもわず見惚れて寒さを忘れてしまいました。

玉珊瑚
目の覚めるような紅の存在感がすごい。なのに清楚な雰囲気さえまとっていて、皆さん足を止めて凛とした姿に見惚れていました。

まだまだ沢山素敵な品種がありますが、一度にアップするのはもったいないほど綺麗ですので小出しにします。べっ別にネタがない時の為の保険じゃないんだからねっ!

今夜はこの辺で。

似てるようで似ていない【日本桜草/瑠璃源氏・楊柳の笛・松の雪】

未知のジャンルを調べていると、蒐集癖が頭をもたげる。

しかしスペースは有限。困ったものです。

でも、好奇心は止められないんですよね^^:

バラの成長記録をつけるために始めたこのブログも、だんだん園芸よろずブログになってきたような。まぁいいか^^:

ウチで育ててるわけじゃありませんが、写真を撮る機会があったので何点か紹介。



【瑠璃源氏】
コロンとした花型が可愛い。



【楊柳の笛】
中央に楚々と入る藤色が可憐ですね。花弁のギザギザ(かがり咲というのでしょうか)も
アクセントになって、存在感があります。

つか、やっぱり紫・藤色に反応してるな。清涼感がありますよねぇ藤色><b


【松の雪】
前回紹介した【青葉の笛】から作られたのでしょうか。花形は違いますが花弁に若草色がにじむように入ります。花弁がちょっとゴージャスな感じ。
【青葉の笛】が村娘なら【松の雪】は町娘でしょうか?(何が違うのか小一時間ry)

将軍家が鷹狩りの際に桜草の可憐さに心惹かれたのを見て、家臣がこぞって品種改良に血道をあげた、なんて話もありますから、他には無い花型・花色を追求したのでしょう。
もちろん民間でも様々な趣味人が腕を競ったことでしょう。

今のご時世、生活の一部として花を愛でる文化は廃りつつある気がします。
TV・漫画・映画・ゲーム・カメラ・旅行etc余暇を過ごす手段に事欠かない中で、若い世代が手間も時間もかかる園芸を趣味にする人が少ないのはしょうがないことなのかなぁ。

昔から続くこういう文化、伝統は引き継いで行きたいものですね。

楽しいんだけどなぁ、、、、。


今夜はこの辺で。

春の饗宴【ローズマリー】【【木蓮】【コブシ】

変化朝顔や桜草も好きですが、身近なところにも春の足跡がそこかしこに。



ローズマリー
藤色の滝のような姿が綺麗です。香り、っても葉の香りでしょうが清々しくて心地良い。



木蓮
こう、、、「咲いてるぜっ!」って感じが嫌いじゃないです。ちょっと派手な気もしますが^^:


コブシ
似ていますが別の花。木蓮との違いは「さ、、、、咲いてますわよ?」的な控えめさですかね^^:

春を待ち焦がれた花々が競い合うように咲き乱れる姿を見ると、「ああ、、、頑張らないと」と思わずにはいられません。

花に元気づけられる→上司に心を折られる→花に慰められる→花に元気づけられる→上司にru TT
なにこの負のスパイラルw

年月は巡りまた始まりの季節へ。

頑張らないと。

今日はこの辺で。